日本古来の「飲む点滴」、甘酒の自家製の勧め!

日本古来で「飲む点滴」・「飲む化粧水」と言われるほどの甘酒の効能と歴史、そして自家製の甘酒の勧め

ひょんな事から、甘酒を知った。甘い物をあまり好まない私としては、「甘い酒」など縁遠い物だった。しかし、それを勧められた時に調べてみたらその奥深さに驚く。今では、自家製までして毎日飲むようになった。神秘の甘酒の世界をまとめたので、是非ご覧を!

1.甘酒の種類と作り方

甘酒といっても2種類ある。
米麹(こめこうじ)から作るアルコールのない甘酒と、酒粕(さけかす)から作るアルコールの入った甘酒、である。「飲む点滴」・「飲む美容液」とまで言われるのは、主として米こうじから作られる物で、ここで扱うのは米こうじの甘酒である。

こうじによる甘酒は、こうじと米を発酵させることで甘みを出して作られるものである。それ以外には材料は必要なく、砂糖も一切使用しない。作り方は非常にシンプルで、米こうじと米を混ぜてそれを一定温度(60℃程度)で一定時間(6時間程度)置くことで、発酵させればいい。それだけで発酵による甘みが出て、甘酒となる。

神秘の甘酒

神秘の甘酒

なお、「甘酒」とあるが、特に米こうじから作る甘酒はアルコール分がないため、酒税法に抵触することはない。造っても法律違反ではない。クックパッドにも作り方がのっているくらいである。

2.「脅威の発酵食品」甘酒の効能 ~「飲む点滴」・「飲む美容液」と言われる訳~

このように至ってシンプルな甘酒だが、その効果はすごい。「脅威の発酵食品」とも言われ、栄養満点である。

その栄養素は、タンパク質・ビタミンB1,B2・アミノ酸・食物繊維などで、その成分量は突出して多い。その成分は点滴と似通っていて「飲む点滴」と言われるゆえんはそこにある。甘酒の主な効能としてよく挙げられるのが以下である。

甘酒の驚異的効果!
・ ブドウ糖による疲労回復効果
・ 食物繊維等により腸を守り、ガン予防効果
・ 整腸作用による花粉症などとのアレルギー予防効果
・ 甘酒に含まれる「ペプチド」による、高血圧抑制効果
・ 米に含まれる「フェルラ酸」による、アルツハイマー防止効果

まさに、「飲む点滴」とまでいわれる程の効果が言われている。

更に大きな特徴として、皮膚や美容に良いようで「美肌・美容」効果が言われる。これは甘酒の「コウジ酸」と「ビタミンB1・B2」によるもののようで、甘酒を「パック」として使う美容方法もあるほどである。

3.日本書紀に記述がある甘酒の歴史

こうした優れた健康食品とも言える甘酒の歴史は古く、日本書紀(720年編纂)から言われる。全30巻ある日本書紀の第2巻で「醴酒(れいしゅ)」、第10巻で「天甜酒(あまのたむけざけ)」といった表現で、甘酒のことの記述がある。古代から、「発酵」という技術は確立していたと考えるのが自然である。

古来からの発酵文化

古来からの発酵文化

変遷された奈良時代はもちろんだが、古事記・日本書紀は更に前の「歴史書」の一面を持つ書物である。実際の歴史はかなり古いものであることは間違いない。

4.甘酒は自家製で!

このように知ってみると非常に奥が深い甘酒である。もちろん市販でもあるが、自家製の甘酒を強くお勧めしたい。

自家製の甘酒は、非常に簡単に作れること安く作れること、そして、古代と同じように作れる事を実感できること、があってお勧めである。
更に、私が自家製にこだわる最も大きな理由は、それが一番甘酒を効果的にするためである。甘酒の効果は「菌」によるところが大きい。しかし、市販のものはどうしても保存期間を長くさせるために、沸騰させて「菌」を殺してしまわざるを得なくなる。自家製でも、長く持たせたければ煮沸することがレシピにある。

奇跡の発酵食 「甘酒」

奇跡の発酵食 「甘酒」

自家製だと、菌を殺さずに生かしたままで冷蔵や冷凍保存することができる。特に冷凍保存すれば1ヶ月くらいは大丈夫なので、甘酒の効果をたっぷり堪能出来る。

本当に簡単に出来るので、お勧めは「自家製」の甘酒である!

5.甘酒のレシピ!

では、甘酒をどうやって作るのか。米麹からの甘酒の私の作り方をご紹介したい。
興味のある方は、是非、調べてもらっていろいろな手法を見ていただきたい。

① 米(私は玄米)を少し水を多めに炊く。

炊きたての玄米

炊きたての玄米

② 炊いた米に1合あたり400CCの水を加えて混ぜる。

水と混ぜてかき混ぜる

水と混ぜてかき混ぜる

③ まぜた米に「米こうじ」を加えてよく混ぜる。

麹(こうじ)とまぜてかき混ぜる

麹(こうじ)とまぜてかき混ぜる

④ 60℃で6時間の環境におく。(私は「ヨーグルトメーカー」を用いる)

60℃で6時間!

60℃で6時間!

たったこれだけである。

発酵後の玄米

発酵後の玄米

発酵した米(玄米)は柔らかくなるが形としては残る。好みによるがこれを消したい場合には、ミキサーなどにかけるといいらしい。私はこの食感が好きなので、そのまま飲む。また、少しかき混ぜるとより甘みが増す。

最初に飲んだとき、あまりの甘さに感動したことは今でも変わらない。

「飲む点滴」甘酒

「飲む点滴」甘酒

飲むときは、そのままだと濃いので、少し水を入れて薄めてから飲む。飲む温度も60℃くらいが菌が活性化してベストなので、温めて飲むといい。保存は、冷蔵・冷凍にすることで、それぞれ1週間・1ヶ月はもつ。それを60℃(熱燗程度)に温めて飲むと絶品である。

日本古来からの健康食品「甘酒」を、是非自分で作って、その感動と効果をご体験あれ!

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コメント

    • ゆかり
    • 2018年 9月 02日

    甘酒をこの夏いろいろ試したけど、てつさんのがダントツ美味しい。
    玄米の香ばしさが良いのか甘すぎず自然と体に染み渡る感じ。菌がちょうどいい具合なのもあるのかな。商品化希望の意向は変わらず!又打ち合わせよろしくお願いします!

      • てつ
      • 2018年 9月 03日

      私のはこだわりの玄米だからねぇ。同じ自家製でもいろいろあるようで。

      是非、また飲んでね。また相談しましょ。

    • ゆうじ
    • 2018年 9月 02日

    ほんとに簡単ですね。親にも勧めてみます!!

      • てつ
      • 2018年 9月 03日

      自家製はおすすめですよ。おいしいのはもちろん、自分で作る喜びがあります。

    • 優子
    • 2018年 9月 02日

    お酒が苦手な私にとっては有り難い情報です。美容、美肌効果っていうのも凄い!ヨーグルトメーカー買ってこなくちゃ。

      • てつ
      • 2018年 9月 02日

      お酒でなくまさに健康食なのが、「甘酒」です。自作すると楽しいよぅ。

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