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これを知る者はこれを好む者に如かず~

「これを知る者はこれを好む者に如かず~」に思うこと

論語の一説を取り上げる。

左が漢文と読み下し文である。日本語訳は以下の通り。

「理解することは、愛好することに及ばない。愛好することも、充足感にひたることにくらべれば、まだ浅い」
(論語:徳間書店)

この日本語訳を見てもピンと来なかったが、この文は原文を見ていた方がわかりやすいように思う。
「理解だけの人は、これを好きな人にはかなわない。これを好きな人は、これを楽しむ人にはかなわない」
単純に上記のように読んでみて、特に「好む」と「楽しむ」の違いについて考えた。「楽しむ」ことは、「好む」ことに勝るとして考えたとき、何が違うのか。

結論は、「好む」というのは感情であり好きなものは好きであるが、「楽しむ」とは、そこから一段上げてそこに技術が加わると思う。つまり、「好む」ことでなくとも「楽しめる」ことができるか、また「楽しむ」ために心の余裕を持つことが、「好む」を超える概念としてあるのかと思う。

日常生活でも仕事でも、いつも余裕を持ってやりたいと思っている。魅力のある人というのは、いつも楽しそうであり笑顔が多い。そんな中、自分がしかめっ面しながら仕事等をしているときには、この言葉を振り返るようにしている。難しい仕事や状況の場合は多くあるが、今の状況を「楽しんでいるか」、楽しんでいないのならどうやって楽しめるかを考えて、できるだけ笑顔でいながら、仕事でも日常生活でも過ごせればと思う。その技術を教えてくれている言葉として、心にとめている。

究極的には、どんなことも「楽しむ」境地で臨める人間になりたいところだが、そこまでの人間修業はなかなか難しい・・・。

2件のコメント

  1. 大好きな仕事がそのまま人生となっているにも関わらず、時折ゆとりのなさから真顔でひたすら仕込みをしてしまう。
    私はまだ好き程度かな。
    心底楽しめるようになるには、更なる技術、私生活も整えるなどして、万全で日々臨むべきとは分かりつつも、ついつい遊び優先にバランスが偏りがち。
    反省。

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