YouTubeでも!

参議院選挙は、自民党(岸田政権)に勝たせてはいけない!~「保守」が育つ投票とは?~

参議院選挙で岸田政権は勝たせてはいけない!「保守」を育てる投票とは?

2022年7月10日(日)に参議院選挙が行われる。マスコミが垂れ流す嘘の情報に惑わされず、まっすぐ「日本」を見た場合に、今回の選挙はどのように見えるか、そしてどういう投票行動があるべきか、をまとめてみた。是非、ご一読を。

1.岸田政権は、「日本を守る」気は無い!

2022年参議院選挙自民党ポスター

参議院選挙を控え、「冗談か?」というポスターが堂々と町に貼られている。非常に違和感を感じている。「決断も実行もまったくやっていない」という男の政権のポスターが「決断と実行」だからである。

まずもって、選挙の現状分析から言えば「自民党の圧勝」と言われる。なぜなら、岸田政権が「奇妙な」高支持率を維持しているためである。では「自民党(岸田政権)」の圧勝は、何をもたらすか?結論から言えば、「日本をどんどん貶(おとし)めることになる」、と断言できる。
しかもその後には、歴史上も「まれな」状況が訪れる。それは「(衆議院を解散しない限り)3年間もの間、国政選挙がない」という状況となる。つまり、自民党が勝てば岸田政権はやりたい放題が可能となる、といえる。

なぜ、「日本をどんどん貶(おとし)めることになる」と断言できるか、といえば、現状の岸田政権は明らかにその方向に日本を導いているためである。対支那(China:中国)に対して弱腰であり、しかも全く国益にならない韓国と関係を戻そうとしている。そして、対ロシアについて何の考えもなしに欧米に従っている。それは日本の国益になるかどうか、全く検討されていない。そして、マスコミはそれをほとんど報じていない。まったく批判しない。

この状況と、その後の結果を考えると、取るべき投票行動は「岸田政権に勝たせてはいけない!」と言わざるを得ない。

2.岸田政権の本質は、「財務省従属」「親中」「親韓」の3悪がすべてそろっている

岸田政権を象徴しているのは、林芳正外務大臣茂木(もてぎ)幹事長、である。そして、岸田首相自身の親族も含めた「財務省べったり体質」である。

岸田政権の「反日」3本柱
岸田政権の「反日」3本柱
林芳正外務大臣
林芳正外務大臣

先ず、林氏が外務大臣になったときには愕然(がくぜん)とした。日中友好議連の会長も務め、自らも「親中派ではなく『知中派』だ」と訳の分からないことを言っているように、政界きっての支那(China:中国)寄りの政治家である。支那( China:中国)に全く物を言えず、日本の国益になるような判断を下すとは全く信用出来ない人間を、外交のトップに据えたことは、政権の強いメッセージとなってしまっている。

また、見逃せないのが林氏の極端な親韓ぶりである。親中のみならず、韓国との関係も常々「よくしたい」と考えている。すなわち日本に譲歩を迫る姿勢を崩さない韓国に、日本が譲歩すべき、という考えで政治活動を行っている。このような人物に外務大臣を務めさせていることは、アメリカに対しても大きなメッセージとなっている。

茂木幹事長
茂木幹事長

そして、「シェイシェイ(謝謝)茂木(もてぎ)」と言われる人間が、自民党のナンバーツーとなっている。二階幹事長の親中ぶりは露骨であったが、茂木幹事長の「媚中(びちゅう)ぶり」も目を覆わんばかりといえる。
普段は強気な発言が多いと言われる茂木氏だが、こと支那(China:中国)になると、途端に尻尾を巻いた犬のごとく、従っていく。その典型が2020年11月に訪日した支那(China:中国)王毅外相と会談したときの、当時の茂木外務大臣だった。
会談後の記者会見で、王毅外相はこともあろうか尖閣諸島の問題は日本に責任があるかのごとく話した。ところが、それに対して日本外交のトップ足る外務大臣は目の前にいて何も言わず最後に「シェイシェイ(謝謝)」といってのけた。これが彼の政治家としての姿勢を顕著に表わしている。当然、日本の国益も大きく害した。

なお、北京の冬季五輪の時にようやく出そうとした「対中非難決議」を「決議案の内容はいいが、タイミングの問題だ。」とまったく意味をなさない言葉で却下したのが、茂木幹事長である

岸田首相
岸田首相

そして、最も憂慮すべきは岸田首相自身の「財務省べったり」の姿勢である。もはやこれは、「姿勢」の問題ではなく、そもそも岸田氏自身が「財務省そのもの」と言ってもいいぐらいの関係にあると言っていい。

これは、元大蔵省の高橋洋一先生の言うことを聞けば、全てが見えてくる。

高橋洋一氏『国債の真実』
高橋洋一氏『国債の真実』

高橋氏発言:『先ず、岸田文雄総理大臣自身は財務省と密接な関係にある。親戚内に財務官僚が大勢いて、これだけ多くいると大丈夫かと言わざるを得ない。岸田総理の父親は経産省出身で、叔父は財務官僚を歴任し広島銀行頭取だった岸田俊輔氏。叔母は第78代内閣総理大臣を輩出した宮澤家に嫁いでおり、その子供が自民党参議院議員の宮澤洋一氏だ。つまり宮澤洋一氏と岸田総理はいとこにあたる。また、岸田総理の実の妹二人は、ともに財務官僚に嫁いでいる。岸田総理自身が経済政策を持っている訳でもないとなれば、親族の意見は裏切れないだろう。さらに言えば、最側近となる補佐官の木原誠二氏も村井英樹氏も元財務官僚、経済安全保障担当大臣の小林鷹之氏も同じく元財務官僚だ。』

金融ファクシミリ新聞、より抜粋)

このように、岸田氏の財務省よりの人脈で有り姿勢は昔から言われていた。そして、首相となった今も全く隠すことなく、人事に、政策に遺憾なく発揮されている。

岸田政権は、絶対に財務省の方針に反する行為はしないと言える。となれば、3年もの選挙のない期間があれば一番に目指すのは「消費税の増税」である。財務省は常に消費税を自分の財布の口と考えているし、日本の景気を止める道具として利用している。それを上げること自体は難しいかも知れないが、それに近い仕組みを法律に入れたり、将来上げるように仕掛けてくると容易に想像できる。

そしてそれは、日本が景気の悪いままで居て欲しい国々を喜ばす。まさに支那(China:中国)や韓国、そしてアメリカが喜ぶ政策に他ならない。決して、日本のためではない。

3.野党はお話にもならない・・・

では、野党に投票すべきか、と言えば、答えは明確に「No」である。野党は、岸田政権に輪をかけてひどい。全く日本の視点に立っていないどころか、もはや日本語として成立していない、とすら思えるほど言っている内容は無茶苦茶であり支離滅裂である。

政党の主張マトリックス
政党の主張マトリックス

ここで、野党というと一般に言われる、立憲民主党・共産党・国民民主党等を指すが、日本維新の会、も「日本の国益」という観点で見た時、岸田政権以上とも言える「親中」及び「財務省寄り」が目立つ。確かに、立憲民主党や共産党より少しは言っていることはましのように聞こえるが、結局は新中であり、「財政規律」を主張する財務省と同じ事を言っている。
岸田政権と比べると日本維新の方がまだましに見えるが、自民党全体と比べたら、まだ自民党の方がまし、と思えるくらい、日本維新は偏っているのが実状である。

つまり、野党はほぼ全滅といえる。

4.「自民党内の保守」を応援する投票を!

本来の日本を守るという「保守」という視点で考えると、岸田政権も野党もほとんど全滅と言わざるを得ない。となると、国民としてどうすればいいのか、どこに投票すればいいのか、という根本的な疑問が生じてしまう

政党の主張マトリックス
政党の主張マトリックス

まず言えるのは、やはり自民党は「腐っても鯛」と言うことである。まともに政権を運営できるのは、どう考えても自民党の体制は重要と言わざるを得ない。「部会」があり意思決定のプロセスもしっかり確立し、一定の政党としての組織の力があるのは、見る限り自民党しかない

しかし自民党は、現在の岸田政権を生んだように「主義」がない。これを逆に見れば、この自民党の組織に「保守」という「主義」が入ることが、日本を良くする上で一番早い手段と言わざるを得ない。
となると、自民党の中にいる数少ない「主義」を持った人達を応援する投票をすべきと言える。

しかし「自民党を応援したら、岸田政権を応援したことになるのでは?」という疑問が生じる。そこが難しいところだが、自民党の中にいる「主義」を持った人達に投票する手段はある
比例代表の投票用紙は政党を書くことが認められるが、候補者を直接書くことが出来る。そしてそれは、直接的にその人達を応援することにも成るし、党の中での発言権も大きく影響する

比例代表選挙 選挙方法(総務省HPより)

比例代表の投票用紙に「自民党」ではなく、保守の考えを持った「人物」の名前を書くことで実は大きな影響力となるのである。

5.期待すべき勢力として「真の保守政党」が生まれ始めた

本来の日本を取り戻すという「保守」から考えれば、絶望的な状況だが、今回の選挙では特筆すべき状況が出ている

それは「新党くにもり」と「参政党」の存在である。どちらも、規正の政党と違うのは「ネットメディア」を媒介にして発展した「新型の保守政党」だからである。主張はどちらも素晴らしい。

特に「新党くにもり」は、本格的な「保守」と言える。代表の本間奈々氏は、日本を大事にすることに邁進するエネルギッシュな女性で、日本を真剣に考えていることをひしひし感じる。

「新党くにもり」とチャンネル桜
「新党くにもり」とチャンネル桜

この政党のバックボーンは「チャンネル桜」である。チャンネル桜は、私が非常に勉強させてもらっている「YouTube」のチャンネルである。まさに「日本のために」番組を作ってくれて、しかも非常に深い知識を提供しているチャンネルといえる。これほどの番組を作ってくれているだけで、感謝しかない、と思わされる唯一と言ってもいいチャンネルと思う。
その代表が水島氏であり、本間氏とは同じ情熱で動き、むしろ本間氏を見いだした人とも言える人である。愚直に、無器用に日本を本来の方向に持って行こうとする、尊敬する情熱家である。

その人達が、遂に政党を作った。そこまで「保守」が広がってきた、とも言える。やはりYouTubeの存在は大きいと感じるし、なんとしても応援したい政党である。そんな政党は今まで存在すらしなかった。

もう一つの「参政党」もYouTubeのチャンネルから発展して政党となって、ついにこの参議院選挙に出ることとなった。

参政党 神谷氏と「CGS」

CGSも本当に勉強になるおすすめのYouTubeのチャンネルである。ここから得た知識も、計り知れないほど私の世界を広げてくれた。代表の神谷氏も情熱の人であり、「日本を考える」真性の「保守」として信頼できる人と思っている。

ただ、どうしても水島氏率いる「新党くにもり」に比べて従来の政党にありがちな「調和」を主張しすぎているように思える。今の日本に必要なのは、「断固たる決意」と思うと少し弱く感じる。
とはいえ、主張は「チャンネル桜」と共に「保守」を強く意識した政党である。

こうした新しい形での「保守」の誕生は、私が知る限り初めてのことである。「戦後日本」という呪縛を解く歴史の始まりとする選挙だった、と10年後に語れる選挙であると信じたい。

6.誰が日本を真剣に考える「保守」か、考えて投票を!

たかが一票といえど、有権者の一票は後の日本を大きく動かす。その投票行動は有権者自身が賢くなった上で行わなければならない。政治家をいくら批判しても日本は良くならない。まず、有権者が賢くなることが、日本の夜明けとなる

今回の選挙も重要である。よく見ればいい候補者も出ている。有権者が政治をよく見て、よく監視して、そして何より「日本とはどうあるべきか」を考えれば、必ず日本にとってよい結果が出ると思い選挙に臨みたい、と思う。

「日の本の国」
「日の本の国」

関連記事

コメント

    • 横井 信一
    • 2022年 7月 01日 11:45am

    自民党の中での保守派(護る会 代表青山繁晴)に投票する。
    「新党くにもり」や「参政党」でも良いが、青山氏の唱える「自民党の中から自民党を変える」が正しいと思う。
    まずは、衆参で憲法改正に必要な勢力 2/3を確保する必要がある。
    護憲派が自民党の分断を煽っているが、それに乗ってはならない。
    今回は自民党保守派を選んで投票し、その後岸田政権がおかしな方向に進めばみんなで「打倒岸田政権」に立ち上がろう。

      • てつ
      • 2022年 7月 02日 12:14am

      コメント、ありがとうございます!

      私もほぼ同意見です。やはり自民党が変わることが、日本を変える唯一の手段と思います。
      ただ、その「自民党を変える」という手段も散々言われていますが、結局自民党の方が左にすり寄っているようにも見えます。
      「自民党を変えるために強力な保守の野党を」という側面も重要と思います。

      とにかく、日本を正しく導く「保守」が力を持てるよう、色々な手段を模索して結果を得たいです!

  1. この記事へのトラックバックはありません。

購読フォロー

メールアドレスを記入して購読登録をすれば、新規記事をメールで受信できます。登録解除も受信メールから簡単に出来ます。興味あれば、是非ご登録ください!

Calendar

2024年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
ページ上部へ戻る
TOP