- 2018-1-31
- 日々の思料
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陶器の茶碗の感動をお伝えしたい!
普段使っていた茶碗が割れてしまったので再度購入した。私は、「毎日使う物なので茶碗はいい物を」と、「陶器」の茶碗を使っている。これが非常にいいので、ご一読を!
1.陶器と磁器
焼き物は大きく、「陶器(とうき)」と「磁器(じき)」とがある。その違いは材料にある。
陶器は、「土物(つちもの)」と言われ、主に自然界でとれる粘土を原料とする。磁器は、「石物」と言われ、陶石といわれる石の粉と粘土を混ぜて原料とする。
磁器の方が堅いため、簡単に作れるし薄く作れる。薄ければ、磁器とみていい。一般的に磁器は堅くて薄く、たたくと「キン」という音がする。一方陶器は、まさに「土物」らしく、鈍い音がする。
写真は私が買った茶碗である。高そうに見えるが、一万円は超えない物である。もちろん国産で、作った人の説明等もあった。こういうのを読んでおくのもなかなかいいな、と思いながら、次の作業に入る。
陶器は、使う前に「目止め」と言われる作業をした方がいいとされる。米のとぎ汁、あるいは片栗粉を混ぜた水で煮出す作業である。これにより、土の目を塞いで汚れをつきにくくする。
買った茶碗の手触りは、「土物」と言われるだけあって、少しざらざらして重厚感がある。
2.陶器の良さ
その後使ってみると、最初使ったときに本当に驚いた。
ご飯を入れた茶碗が熱くない!
持っても全然熱さを感じなかった。この感動はなかなかのものであった。ということは、保温も効いていると気づく。また、「目止め」までして使うので愛着もわく。
毎日使う物なので、少し高くても満足度が得られるのはうれしい。おすすめの一品である。興味のある人は、是非ご検討を!
コメント
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ご飯美味しそ!
陶器好きなら、「へうげもの」を是非見て欲しい。
古田織部が主役の数寄の視点からの戦国時代の漫画。
「へうげもの」見てみます!
漫画情報ありがとね~
料理の次は入れ物ですか。こだわり屋のてつさんらしい(笑
いい茶碗はいいですよ。マクベのようなコメントですが・・・。