- 2017-11-3
- 政治
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2017年衆議院選挙の私的な分析と、その後の日本について考えてみる
今回は、2017年の衆議院選挙が終わったので、結果を見て、あえて大きな視点で、一人の日本人として政治を考えてみる。大それた話ばかりだが、たまには、一人の日本人として勝手に日本の政治全体を考えるのもいいと思うので、お付き合い願いたい。
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1.2017年衆議院選挙の結果を、これまでの国政選挙の結果と並べてみて考える
結論は、安倍政権への明確な信任が示された、という結果以外の何物でもない。選挙はとにかく「数」である。「民主主義」という名のルールはそれにより成り立っているので、数のみをまず見る。
テレビ・新聞で出ている下らない野党の動き・発言は「ショー」でしかなく、実際の政治に対し全く意味がない。最近のマスメディアの思い込みと勝手な願望の入った情報を聞くとうんざりするし、結果を勘違いする。
全体を見るためにウィキペディアから数値を集計したので、表を見てほしい。
これが、単純な議席数の結果である。過去の議席数と比較することが、日本の国会の実態を見る上で重要なのでぜひ見てほしい。参考までに、参議院選挙の結果も集計してみた。どう感じるかはそれぞれだと思うが、歴史的にもいかに今の安倍政権が突出して勝ってきているか、よくわかると思う。
また、安倍政権で勝ち続けている3回を見て、与党・野党の議席数の推移は、あまり大きく変わっていないが、野党第一党の減少ぶりも非常に印象的である。私は、アメリカのように、「2大政党」が理想なのかな、と思った時期はあったが、日本の議席の動きを見ると、日本にはなじまないと思える。
今回の選挙の議席と政党を見て思うのは、日本の政党の体制としての現実からみて、(A)健全保守の与党勢力、(B) 建設的な批判的野党、(c) どうしようもない反日思想政党(共産党+立憲民主党)、の3つになることかな、と思う。
(A)がよくやっている今こそ、今後のために、(B)勢力が重要だと思う。でないと(A)が緩むし現実にそうなっている。今(B)と言えるのは「維新の党」くらいか・・・と思っている。「希望の党」もそうなればと願うが・・・。
2.今回の選挙の結果を見て、今後に思う日本への期待
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自分の趣味みたいなもので、ずっと政治・選挙を見ている自分としての感想は、下記の2点を強く思う。
② 逆に言えば、安倍政権以外の政党・体制に不安しかないため、安倍政権が続かざるを得ない。
①の安倍政権の実績の具体例は、このブログでも出しているので参考に(➡(政治)安倍政権とマスメディア①~安倍政権の成果~ 等)。本当に凄い成果だと思う。また、新聞・テレビの執拗な印象操作にも関わらずこの結果が出ているのは、いい意味で日本人は新聞・テレビを信用してないんだな、と日本人の賢さを改めて思う。私がここで強調したいのは、②の方である。
むしろ①の原因は、実は②なのでは、という現実では悲しい。また、②が強すぎると安倍政権が良くならない。つまり、安倍首相の成果を積極的に評価しているのではく、とにかく安倍政権しか頼めないから、自民党を選んでいるということである。議席数だけではわからないが、そっちの方が大きい気がする。圧勝だからいい、ではなく、もっと評価できる政権になってくれれば、と思う。
私は悲観論は好きではない。そして日本の悲観論を流すのが、日本のマスコミ(新聞・テレビ)の狙い、と理解している。日本人として、日本は世界に誇れる国と思っているし、思いたい。そういう力のある国と信じている。そんな中、一度挫折した後に復活した安倍首相とその政権は、本当によくここまで戻していると思っている。
しかし、今の政権のやっている事が、全部いいとは思っていない。むしろ、おかしな方向に行っていると思われるものも、たくさんある。投票者としては投票しかできないし、そんな関心を持つことくらいしかできないが、この関心はしっかり持ち続ければ、必ず通じると思う。よりよい日本を目指して、安倍政権のいいところをしっかり評価し、悪いところをしっかり指摘する、そんなことをしていくことで、全体が良くなっていくと信じている。
そして、そういう思いで政治に携わっている人達がたくさんいる。皆、日本を良くするために頑張っている。そんな人達がどんどん活躍すれば必ず良くなると思う。私としては、そうした人物・情報を紹介できれば、と思っている。
それが、私の選挙後の感想である。書いてみると、結局、選挙の感想としていつも思うことではあるが・・・。
3.日本の政治にとって、必要どころか害をなす野党政治家の存在と、対応方法
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今回の選挙における、民進党と「希望の党」を巡る動きには、本当に呆れた。小池氏の場当たりさにも驚いたが、それにしがみつき、その後は手のひら返しの民進党の政治家たちの動きと発言には、あきれる以外に何もなかった。希望、民進、立憲民主、共産、どれをとっても、聞くに堪えない事しか言えない、悲しい集団だった。内容を一つ一つ上げれると精神衛生上よろしくないので、下記に端的にまとめてみた。
・かれらの「主張」というのは、選挙時に何とでも変わる。加えて選挙後にもコロコロ変わっている人がいる。しかも人のせいにする。「憲法改正」という国の根幹に関すること、ですらである。
・「議員」という職業につくためにいる連中で、政策のような発言はそのために適当についていて、何にも本気で考えていない。
・共産党という組織、労働組合という組織がなければ何もできないから、彼らにすりよる。
こんな人達を政治家とも呼びたくない。また、自分の職場で想像しても、こんな人達がいたら、まるっきり相手にもしないだろう。人の批判と嘘しか言わない人と話すと、こっちの時間の無駄である。
ここまで堂々と裏切り行為が出来る人達に対し、投票者として取るべき行動は、もちろん投票しないことである。そして選挙後にできる事は、彼らの話は聞かない・見ないことしかないだろう。どうせやる気がなく、コロコロ変わる物語である。例えば仕事で、人や環境の愚痴しか言わず、かといって自分ではやる気がなく、しかも上司が変わったらすぐ意見を変える人の話に、付き合うだろうか。無視するのが一番時間の無駄が少ない。しかし、テレビ・新聞はそういう彼らの事ばかり取り上げているのである。
あまり言いたくないが、議員になった時の具体的な金銭的な待遇が下記である。彼らはそれがほしいだけ。その就職活動をしていると思うべきで、税金を払っている国民として知るべきである。
・文書通信交通滞在費(文通費)」が毎月100万円支給
・会派所属議員に支給される「立法事務費」が月65万円(年780万円)
・公設秘書:510万円~1100万円(×3人)
日本のためではなく、自分と自分の家族のためだけに、もらえるなら裏切りも何でもします、とはっきり示した。政治・政策を実行するどころか、勉強する気概も能力もないのである。私は彼らに我々の税金から一円も払いたいと思えない。志ある人は、是非蹴落として変わってやってほしい。
ただし、これはあくまで、今回の様な体たらくの政治屋の野党の面々に対してだけである。しっかり仕事をしてくれている政治家には、金など気にせずどんどん使ってもらって日本を正しい方向へ向かう助けになってほしいと思う。
なお、ここで今回の動きで一つだけは評価したい。前原誠司氏は、「言うだけ番長」と長年言われひどいものだったし、今回の決断も、「何をやっているんだ」と思っていた。しかし彼の強い思いは「共産党と同化していく民進党を変える」という気持ちはあったようである。そのための行動であった、という話もある。ここでは述べないが、「共産党」というか「共産党思想」というのは想像するより危険であり、中国・北朝鮮とからみつつ、日本の社会に自覚なくかなり入り込んでいる。歴史も戦前からで長い。前原氏はそれを知っている。やり方はどうあれ、民進党は分解すべきだったので、今回の勇気ある行動は、良かったと思う。今後、希望の党でいい人のみが残り、憲法9条を改正し自衛隊を、日本を救う動きに向けて、具体的に指摘できる本来の野党になってくれれば、と願っている。
4.テレビ・新聞へのニュースからの決別の勧めと、いいメディアの紹介
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テレビ・新聞のひどさは、選挙後も続いている。「集計方法を変えれば野党が勝っていた」、とか、「自分の新聞の世論調査では安倍首相の支持率は低く、民意はこちらだ、」とか、完全にファンタジーの展開を新聞がして、テレビが垂れ流す。これも不安産業か。まったくアメリカのトランプ選挙の時と、同じことをしている。
投票者としてこうしたメディアに対する結論は、「テレビ・新聞の、特に政治に関するニュース情報は、読まない・見ない・信じない」としかいいようがない。出るニュースを検証する必要すらない。無視するだけである。長年のニュースウォッチャーと自覚する私も、少し前だがついに新聞もやめ、テレビはNHKニュースくらいは見ていたが、見もしなくなった。その方が嘘にいちいち考えないでいいのと、真実の情報をしっかり見られる時間が持てるようになった。むしろ快適である。私なりの方法をご紹介するので、よかったらぜひ。
私がよく見る(聞く)番組は、通勤中などにYouTubeが多い。すでにブログで紹介したものもあるが、いい番組を紹介したい。興味ある人は、YouTubeで見てもらって参考に。本当に深い番組も多く、勉強になる。
・虎ノ門ニュース(DHCシアター):毎日月曜日~金曜日
・和の国の明日を創る(DHCシアター):随時
・討論・討論・討論(SakuraTV):随時
・花田記凱「月間Hanada」編集長の「週刊誌欠席裁判」:随時
他にもいくつもある。中でも虎ノ門ニュースは、月曜日から金曜日までやっていて、非常にためになる。日本人が全員これを毎日見るだけで、日本は大きく変わると思う。そんなに固い番組ではなく、司会者がよいし、曜日毎にゲストが変わるので飽きることもない。一度紹介して見えくれた人曰く、「ワイドショーを見なくなった」と言っていた。
月間hanadaは週刊誌ネタをやっているので、軽いのを見たい時に。ただし、花田氏はしっかりした保守論客なので、全くくだらない森友・加計などに対しては厳しく、面白い切り口で語ってくれる。
5.明るい日本になると確信しながら、政治(ニュース)を見るということ
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とにかく、政治家とは職業であり一個人である。野党の体たらくを見ても、現実、お金目当てでしかいない人、人の批判しかできない人もたくさんいる。会社でも一緒と思う。
しかし、政治家の結果はすべて国民に跳ね返る。選挙の結果はすべて出たので、選挙としてはそれだけである(➡議席数一覧)。しかしその後は選挙だけでなく、政治家を良くしていこうという気持ちがないと、政治家もどうしていいかわからない。野党の政治「屋」のいう、無責任な批判と妄想は無視して、与党政治家、もしくは本気で日本をいい方向に変えようとしている人達に注目し、彼らが力を持てるようにしていくのが、日本を明るくすることと思っている。
尊敬できる議員・人物はしっかりいる。情熱と行動の人青山繁晴議員はもちろん、和田正宗議員、足立康司議員、長尾たかし議員、古谷圭司議員、山谷えり子議員、杉田水脈議員、など、頭の下がるような活動をされている。今あげた人達は与党だけではないし、他にもたくさんいる。
議員以外でも、高橋洋一氏、藤井聡氏、原英史氏、石川和男氏、など、元官僚も含め、非常にレベルの高い政策提言をしている。また、実際にそれらが政策に反映されている。彼らの動きや意見を聞いているだけでも、本当に日本はいい方向へ進む力を持っていることを実感する。また、そうした高いレベルの議論を聞くと、自分個人にとっても本当に勉強になる。
ただ、政治は個人ではダメでそれをまとめる力量がある人が、現在は安倍首相しかいないのだが・・・。
一つ、選挙に関連して面白い番組があったので、紹介する。この番組の三輪氏も日本をよくすべくしようと活動している情熱の人で、非常に勉強になる人である。そんな三輪氏が選挙の結果を分析し、叱咤している。笑えない事実ではあるが、見ると笑ってしまう。10分程度である。
なぜか、そうした情熱をもって日本を動かしている人達は、テレビ・新聞からは出てこない。しかし、実際にはそうした人たちが、ものすごい情熱をもって動いていることを知ると、非常に勇気になる。
日本は必ず良くなり強くなると信じられる。そんな情報に触れると、自分も頑張ろうと前向きになれる。是非、テレビ・新聞は消して、いい情報に接しながら、楽しみながら、考える生活をお勧めしたい。私も微力ながら、その紹介くらいはやってみている今日この頃である。
コメント
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地上波は国会中継だけで十分ですね。与党の質問時間もきちんと確保して、真剣な論争の場になってほしい。石破さんは「与党内で十分議論している」と言ってますが、青山さんの虎撮りではそんな様子はないですもんね。
いつも新鮮情報ありがとうございます。「虎ノ門」以外の紹介番組見てみます!
石破さんは、残念な人となってしまっていますね。国防の話も経済の話も、全然日本のためになってなくて・・・。
いい政治家に期待です!