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正しく認識すべき「武漢コロナウィルス」の日本の現状とその後の展望(’20/4月現在)

非常事態宣言の首相会見

マスコミの扇動により意図的な恐怖ばかり煽られている「武漢コロナウィルスショック」の日本の現状を分析し今後を思う(2020年4月現在)

2020年4月現在、「武漢コロナウィルス」が猛威を振るっている。日本にいると日本のことばかりが目立つが、圧倒的に世界の情勢の方がひどい状況にある。実は日本は突出して上手に抑制している数少ない国の一つである。現状の日本の状況を冷静に見ることと、これから来る日本の未来の予測を簡単に記述した。是非、ご覧いただきたい。

1.日本は突出して押さえ込みに成功している!~突出して少ない日本の「死者数」~

コロナウイルス」とも呼ばれるが、ここでは正確を期すために「武漢コロナウィルス」として表現したい。

武漢コロナウィルスは猛威を振るい、全世界にその影響をまき散らしている。このウィルスに関しては、あまりに感染力が強くしかも「無症状の感染者」がいる限り、感染者数はまったく当てにならない。見るべきは「死者数」である
4月11日の日付の毎日新聞のニュース記事を取り上げると共に、グラフにしてみた。

武漢コロナウィルス 死者数(2020年4月現在)
武漢コロナウィルス 死者数(2020年4月現在)

見ての通り、欧米での死者数の突出ぶりが目立つ。なおChina(中国)の発表は全く当てにならないため、本来入れていいかどうかも不明だが、一応の政府発表によれば、上記の通りとなる。なお政府発表が信じられないという点ではイランも同様である。正しい情報を出す政府ではないが、一般論としてイランは中国共産党との関係が深いこともあり、相当深刻な状況に入っていくと言われている。

死者数のデータ及びグラフを見れば、如何に日本の死者数が少ないか、一目瞭然である。日本の状況は世界でもかなり注目されている。ただ、日本以上に圧倒的に押さえ込みに成功していると言えるのが、China(中国)との行き来が多いにもかかわらずほとんど死者を出していない台湾である。
しかし、台湾を除けば日本もほとんどトップクラスで押さえ込んでいる。韓国も少ないが、人口は日本の半分近くである一方、死者数は日本の倍となっている。
なお、これを見ても言えるが、確かに「東アジア全般で死者数が少ない」と言うことは言われている。

それでも日本における死者数の推移を見れば、日本の「死者数の」爆発的増加は必死の努力の結果、まったく起こっていないといえる。

武漢コロナウィルス 日本の死者数の推移(2020/04現在)
武漢コロナウィルス 日本の死者数の推移(2020/04現在)

上記の通り、「日付毎」および「累計」のグラフの縦軸のメモリは極めて小さい。また、4月現在において死者数のグラフは、急激な上昇カーブを描いていない。しっかり押さえている事が見て取れる。

といっても、だからといって安心と言っている訳ではない。武漢コロナウィルスの強力な感染力と、重体になる場合のスピードや症状が全く恐ろしいものであることは、しっかり認識すべきである。しかし、これほどの死者数の少なさ、及び諸外国、特に欧米との違いをしっかり認識すべきである。

これだけ日本の死者数が抑えられているのは、いろいろな説がある。「日本人を含むアジア人には免疫がある」「日本のBCG接種が武漢コロナウィルスに効果があった」など、まだまだ検証を必要とする説が言われている。
一方で、押さえ込んでいる理由として確実なことがある。日本の医療機関が一丸となって対処している結果、「医療崩壊」と言われる「医療のパンク」を起こしていないことが、今の日本の状況を支えているということである。世界屈指の設備を誇る日本の医療が適切な治療をし、その機能を維持していることが、日本の生命線なのである。
そしてそれをサポートするために、政府や社会全体が「非常事態」を整然と我慢しつつ耐えている状態と思う。まさに、日本全体での対応が、今のところ最悪の事態までに至っていない理由と言える。

2.日本における他の要因別の死者数と武漢ウィルスによる死者数の比較

確かに日本の死者数は大きく抑えている。しかし、世界中での猛威は全く違うレベルにあり、当然日本も少しでも油断すればまさに「医療崩壊」を起こしかねない。そうなると、欧米並みと言うことはないにせよ、とんでもないことが起こる。

そういう意味での今の政府の対処は、当然の物として理解できる。しかし、マスコミが扇動するような「コロナのためなら何でもしろ」と言わんばかりの論調には、まったく同意できない。マスコミはこの騒ぎで「張り切っている」としか思えない。あえて強く言えば「はしゃいでいる」「楽しんでいる」とすら思ってしまう。

下記に、日本での死因別の年間死者数と、今回の武漢コロナウィルスの死者数を並べてグラフにしてみた。

日本の主な要因別死者数と武漢コロナウィルス
日本の主な要因別死者数と武漢コロナウィルス

上記の通り、当たり前だが死因としては「ガン」が突出している。しかし、「自殺」はかなり減ったとは言え年間で2万人、交通事故死もかなり減ったとは言え3,000人、毎年亡くなっている。

翻って、今、武漢コロナウィルスでなくなったのは100人超にしか過ぎない。だから大事ではない、と言うのではない。しかし、マスコミがさも正義の味方のごとく武漢コロナのことで政府を批判し危機感を煽るのがおかしい、と言いたい。どう考えても、「武漢コロナウィルス」の死亡リスクは現状のままならそれほど大きくないどころか、極めて小さい。「油断すれば大きくなる」という認識で、マスコミの扇動に乗らずに対処すべきと思う。

季節性インフルエンザでは、年間で3,000人以上の人が亡くなっている。しかし今年は、武漢コロナウィルスに対する警戒の結果、劇的に減っているそうした事実も踏まえつつ、このウィルスに対処すべきである。
どう考えても、武漢コロナウィルスの病気による死亡リスクは、明らかに高くはない。「リスク」という意味では、他の死因の方がよほど高い。

3. 参考程度にしかならない「感染者数」の発表

マスコミは「嬉しそうに」としか思えない様相で、「今日の感染者数は過去最高」「○○県で大量感染」などと報道している。しかし、この「感染者数」は本来の意味での「感染者数」ではなく、日本語としておかしいと言わざるを得ない。「感染者数」であったら、もっといるのは間違いない。日本では検査自体の対象を絞っているし、感染しても「無症状」の人が居る限り、「感染者数」など、正確に把握出来るはずがない。今言われているのは「感染者数」ではなく「感染として認識された人数」である

にもかかわらず「感染者数がこれだけ増えている」として連日連夜、報道している。この「感染者数」は傾向を見る上でそれなりの統計上の参考にはなるが、事実としての「感染者数」とは違うことを見る側もしっかり理解すべきである。 「感染者数」は全く把握出来ていないし、出来るはずがないのである。

4.不安を煽り続けるテレビ・新聞と、奇妙な「医師会」の発表

マスコミの「質」の低さは、散々味わっているが、それにしても今回もひどい。不安を煽り続け、「マスクがなくなる」「外に出てはいけない」「日本はニューヨークと同じになる」などと、ほとんど全部まったく根拠がない上に、事実でないことを垂れ流している。
そうした不安を煽り、人々を憂鬱にさせることは、それこそが人間を弱らせる。マスコミの言うことはほとんど空想の単なる「安倍批判」だと割り切ってみるべきと思う。もはや「悪質なデマ」であり、マスコミの名を借りた単なる「活動家団体」若しくは「China(中国)の一部分」であると断じざるを得ない。

参考程度にしかならない「感染者数」を見たとしても、どう考えても日本は極端に低く抑えている。そして、先に示したグラフでわかるように、ダントツの「死者数」の少なさが日本の現状を大きく物語っている。データをよく見た上で考えるべきである。

「感染者数」の推移 外務省ホームページより
「感染者数」の推移 外務省ホームページより

しかしマスコミには最初から期待していないにせよ、今回で気になったのは医師会の方の会見も同様に見えたことだった。医師会も「医療崩壊寸前にある」などと騒いで、とにかく「緊急事態宣言を」と言っていた。どうも「医療崩壊」というセンセーショナルな言葉を使いすぎていて、政治的な匂いを感じざるを得ない。医者までもが不安を煽るような存在となれば、それは深刻と言わざるを得ない。そうでないと思いたいが、今の患者数・死者数で先の会見にあるような「医療リソースの不足状態」に日本の医療があるとは、到底思えない。

会社でも仕事でもよく見かけるが、なにかあると殊更に騒ぎ立てて大事のように言う人がある。そうしたときは、その人が本当に大事に思っているのではなく、単にその状況を批判して騒ぐことで存在感を示そうとしている場合がおおいように思う。
マスコミはまさにそれに当てはまり、見るに堪えない。医師会までもがそうとは言いたくないが、弁護士の「弁護士会」が政権批判の政治活動ばかりをしている現状を見ると、医師会も大丈夫か、と心配になる。

5.それでも必要な「緊急事態宣言」。しかしこれから重要なのは経済

緊急事態宣言の首相会見
緊急事態宣言の首相会見

客観的な数値を見れば、武漢コロナウィルスの病気自体の脅威は、今のところ小さいことは述べた。しかし、一方で欧米の状況を見る限り、まったく油断の出来るウィルスでhない。「未知」の部分があまりに多すぎる。まだ明確にこのウィルスに対して効く薬が見つかっていないため、やはり警戒すべき病気であることは間違いない。緊急事態宣言」という手段を執らざるを得ないのも理解できる。

しかし、これからの状況で重要になってくるのは、「経済」である。病気そのものよりも、経済の疲弊は、人々を大きく狂わせる。先に示したとおり、自殺者は減ったとは言え年間で2万人もいる。平均すれば一日に50人以上も発生する自殺の要因は種々あるが、その有力な一つが「経済的困窮」である。
実際、「自殺者数」と「失業率」とは非常に近い相関があることは、既に立証されている。つまり、経済的な困窮は、それそのものが人の命や生活を奪っていくのである。
経済的困窮は武漢コロナウィルスに匹敵するどころか、今の日本の武漢コロナウィルスによる死者数から見れば、経済的困窮による影響の方が深刻になる可能性が大いにある

経済の停滞は、人々を困窮させそして「死」を増やしたり、そこまで至らなくとも人々の「心を不健康にする」ため、社会上大変な問題となる。武漢コロナウィルスに注意することも重要だが、これからは、この病気の中での「経済」をどうすべきかを真剣に考えるべき時である。

それこそが、マスコミや野党が追及すべき議論といえる。しかし、マスコミも野党も、更に与党の一部も、そんなことは全く取り上げず、自分達の空想と「反安部」というむき出しの感情をただたださらけ出すだけの存在に、心からうんざりする。

6.必ず来る「武漢ウィルス後」をイメージしよう!

しかし、暗い話ばかりしてもしょうがない。実際、今回の件は数少ない良い面もある

それは、世界が「中国共産党の卑劣さ・非常識さ」を知り、China(中国)に対する反発と具体的な行動に出始めたことである。アメリカはウィルスの前からそうした動きを見せていたが、「親中」ばかりだったヨーロッパが大きく変わり始めた。ユーロ確立以来、国境をなくしてきたヨーロッパが、国境をなくす象徴である「シェンゲン協定」の例外規定を利用して、国境を戻す動きをしている。

伊勢神宮 宇治橋からの日の出
伊勢神宮 宇治橋からの日の出

また、日本において突然火が付いた「テレワーク」は、今回の騒動を経て間違いなく広がることになるだろう。これこそが「働き方改革」であり新たな仕事のあり方が模索されていくと思われる。
また、日本でもChina(中国)・韓国の入国制限をしたことで、国内回帰の動きが出始めている。それは経済においても同様で、今回の政府の支援策の重要な一つには、「中国からの撤退の補助費用」が認められた。これは画期的なことと言える。

この「武漢コロナウィルス」に伴う混乱は、少々長引くだろうが必ず収まっていく。そしてその時には、今のところしっかり対処できている日本こそが、世界に一つ抜きん出て経済を復活させていくと信じている。その日をイメージしながら、今の自粛期間をうまく耐え抜くことが重要と思う。

政府の経済対策の役割も大きい。まだまだ第2弾・第3弾を進めるべきである。特に消費税は下げなければ、この緊急事態はうまく切り抜けられない。もともと挙げるべきではなかったのだから・・・。

7.2020年4月時点での武漢ウィルスショックの日本と世界を見て

まさに「戦争状態」といえる「武漢コロナウィルス」の影響である。全世界的に影響は広がり、発生源のChina(中国)はこともあろうか、これを機会に金儲けをし、他国んへの圧力を強めている。

確かに重要な局面であることは間違いない。また、これが続くことも覚悟することが必要であると思う。しかし、今、日本人として大切なのは、冷静に物事を見極める、ということのように思う。
ここで示したとおり、今のところ日本での「武漢コロナウィルス」の病気としての脅威は、著しく低いものであると言える。一方で世界ではものすごい勢いで広がり死者が増えている事を踏まえて、日本は行動を取っている。決して悲観的になったりする状態ではなく、日本こそが一番にこの危機を脱する、という希望であり意思を持つことが大切と思う。

不安を煽るのが趣味のようなマスコミ・政治家・医師会なっどに踊らされずに、事実のみを見据えてこの「自粛期間」を乗り切っていきたい。必ずその後には、「大きな回復」どころか、「発展」が待っている!

 

 

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