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『理想を語るには、それに見合う力が必要だ!』(マンガ「封神演義」より)

マンガ「封神演義」の『理想を語るには、それに見合う力が必要だ!』という言葉に思う

マンガのセリフを取り上げたい。「封神演義」という藤崎竜氏の漫画で古いものだが、人気の漫画だったので知っている人は多いと思う。その中のセリフでいつも思い出すものがある。あまり目立たないセリフかも知れないが取り上げたい。是非ご覧を。

1.聞仲(ぶんちゅう)登場のシーン

少し古い漫画になるが、「封神演義」というマンガで印象深いシーンがある。もう20年以上前に見た漫画のワンシーンだが、その印象は今も変わらず心に残っている。

藤崎竜氏 封神演義
藤崎竜氏 封神演義

封神演義」というと、その原文は古い。アジア大陸の「明」の時代(1368年~)に書かれたもので、舞台は更に古く、大陸の王朝が「殷」から「周」へ移るときの、いわゆる「易姓革命」を題材にしている。「仙人」や「妖怪」が入り乱れて世の中を変えていく様子を描いたものである。時代でいうと、紀元前1000年くらいの頃で、その当時の史実をモデルにした、幻想的な小説である。

それを漫画にしたのが「少年ジャンプ」に連載された藤崎竜氏の「封神演義」である。1996年から2000年まで連載されたもので、私も好きでよく読んでいた。

今回取り上げるセリフは、漫画の初期の段階で出てくる。殷の紂王(ちゅうおう)に忠誠を尽くす、最強の道士「聞仲(ぶんちゅう)」が、殷を倒すべく立ち上がって「周」側についた「太公望(たいこうぼう)」と初めて対峙して、圧倒的力をみせつけたときに発したセリフが、以下である。

「理想を語るには、それに見合う力が必要だ!」
封神演義 「理想を語るには・・・」
封神演義 「理想を語るには・・・」

そして、それに付け加えて「お前たちにはそれがない!」として、圧倒的な力を持つ聞仲ぶんちゅうは太公望(たいこうぼう)一団をあっという間に倒した、というシーンだった。

殷の聞仲(ぶんちゅう)
殷の聞仲(ぶんちゅう)

聞仲ぶんちゅうはマンガの中で最強の一人として活躍する。その魅力は強さにもあるが、そのひたむきさにもある。どんどんおかしくなる「殷」を守るという信念だけにまっすぐに行動していった。それが非常に魅力的であり、印象に残った。その聞仲ぶんちゅうの初登場に近いこのシーンでのこのセリフは、なぜか私の心に深く残った。

「理想を語るには、それに見合う力が必要だ!」

年を重ねた今の私でも、まったく色あせることなく心に残っている言葉である。

2.「理想」と「力(実力)」と

「理想を持つ」ということはよく言われる。あるいは「夢を持つ」といってもいい。子供の頃から、「夢を持とう」「理想を持とう」といわれる。

いろいろ学んで思うが、やはり人間を動かすのは「理想」あるいは「夢」を持てた時と思う。そしてそれを達成することで、「生き甲斐」であったり「喜び」になる。

だから、第一には「夢」あるいは「目標」を持つことだが、それを持ったらやはり「実力」を持たないといけない。それが理想を語るには、それに見合う力が必要だ!」という殷の聞仲ぶんちゅうのセリフである。

「理想」だけでは何も生まれない。なんとなくの幻想として持つことはいいのだが、やはりそれをかなえるためには「実力」が必要であることは間違いない。その「実力」とは、「学力」なのか「経済力」なのか「人的魅力」なのか、いろいろあると思う。そうした「実力」を養わないと、「夢」あるいは「理想」にはたどり着かない

「見合う実力はあるか?」
「見合う実力はあるか?」

「理想」とまで大きくなくとも、会社で社会でも何か思うことや、やってみたいことに出会うと思う。そうしたときに振り返ってこの言葉を思い出す。そして、自分で思い返す。

「理想(やりたいこと)」を語るだけの実力はあるのか?

この問いに、自分なりに納得いくレベルまでの「実力」をつけて仕事に臨むようにしている。「理想」とは実現して初めて意味があるといえるかもしれない。となると、その「理想」を持った時点で、それを実現するための「力(実力)」を持つことも始めないといけない、と思う。

3.理想をもって、そして「実力」をつけよう!

「理想を持つ」あるいは「目標を立てる」というのは、現代において意外に難しいことかもしれない。しかし、自分の人生においてそうした「目標」を持つことは、人生を豊かにするうえで不可欠と思う。

そしてもう一つ、この聞仲ぶんちゅうの言葉も常に胸に置いておきたい。理想を語るには、それに見合う力が必要だ!」、という言葉は、私にとって「理想を持つ」ことと同等に大事にしていることである。
「実力をつけて、理想を語る」そうありたい。

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